退職ノウハウ

看護師がスムーズに退職するための5ステップ 

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看護師1年目だけど仕事辛すぎ、辞めたい。退職はどう伝えればいいのかな。

山下智巳
山下智巳

転職回数10回、1年目ももちろん退職している私がお答えします!

 

 

本記事の内容
  • 1年目看護師がスムーズに退職するための5ステップ
  • ノンストレスな退職の伝え方
  • 退職面談の攻略法

 

病院を退職するにあたり、避けたいしくじりや押さえるべきポイントを解説します。

 

1年目で辞めたら、次に雇ってくれる所なんてあるの?

山下智巳
山下智巳

そんな心配は不要、大丈夫です。

 

 

看護師は常に人手不足なので、あなたが1年目で辞めたとしても十分就職できますよ。

「退職を切り出せない、辛い!」と言う方はぜひ参考にしてください。

 

2年目以上の看護師さんも、この記事の内容でスムーズに退職できます。

 

1年目看護師がスムーズに退職するための5ステップ

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1年目看護師がスムーズに退職するための方法を5ステップで解説します。

スムーズな看護師退職の5ステップ
  1. 退職の意思を確認
  2. 就業規則の確認
  3. 転職活動
  4. 退職願の提出
  5. 退職面談

 

退職の意思を確認

まずは自分自身に、退職の意思を確認しましょう。

つまり、今の辛さが「病院を退職しないと解決できないか?」考えましょう

 

山下智巳
山下智巳

辞める前に、異動や休職という選択肢もあります。

 

それで解決しないと思ったら、次のステップに移ります。

 

就業規則の確認

書類

 

退職の意思が固まったら、勤め先の就業規則を確認しましょう。

なぜなら就業規則には、退職の申し出が可能な時期が書いてあるからです。

 

法律上は14日前に退職できますが、病院ではなかなか現実的ではありません。

退職を申し出る時期は、退職の2~3カ月前と定められている病院が多いです。

スムーズに退職を進められるよう、就業規則に沿った時期に退職を申し出ましょう。

 

転職活動をし次の職場を決める

転職

転職活動をし、次の職場を決めましょう。

なぜなら、退職面談の際に「次の職場が決まっているので」が最強の切り札になるからです。

 

1年目だと採用してもらえないんじゃない?

そんな不安もありますよね。

しかし1年目看護師は、およそ8%が辞めるという調査があります(日本看護協会2020年病院看護実態調査より)。

つまり、1年目看護師の退職はあるあるなのです。

 

山下智巳
山下智巳

「最初の職場はミスマッチなのでもう一度やり直したいです!!」という看護師を採用してくれる病院はいくらでもあります。

なので、躊躇せず転職活動をしてみてください。

 

激務すぎて仕事と転職活動の並走は無理!!

と思うかもしれませんが、そこはグッとこらえてください。

なぜなら1年目でも10月になれば、有給が10日発生するからです。

 

退職前に有給でまとまったお休みが取れるので「今は我慢…!」と頑張りましょう。

 

 

山下智巳
山下智巳

有給を分散して取ってそこで就活、余った分を退職前の連休にするのも良いですね。

ちなみに退職してから転職活動を開始すると、税金の支払いが大変になる場合があります。

詳しくは看護師退職してガチで困った税金の事。退職前にこれだけは知っておいて!で解説していますので気になる場合はご覧ください。

 

ノンストレスな退職の伝え方

手紙

ノンストレスな退職の伝え方。それは退職願を師長に提出することです。

 

退職を伝えずらい…

と思いますよね。

言葉選びや、タイミング選びもストレスですね。

 

しかし実際、退職願を出せばそれだけでOKなのです。

師長さん、こちらをお受け取りください。

これだけで済みます。

 

ちなみに「退職願」と「退職届」は別物です。

  • 退職願…退職の意向を伝える物
  • 退職届…正式に退職が決まった後に提出する形式的な物

 

つまり、退職の意向を伝える方法は「退職願の提出」なので、そもそも

どんな風に師長に伝えたらいいかな?

なんて考える必要が無いのです。

 

とにかく「退職願」を師長に提出してください。

 

山下智巳
山下智巳

書き方は一般の会社と変わりないので「退職願 書き方」でググって下さい。

 

退職願作成のポイント
  • A4の白い紙に縦書き
  • 手書きでもOK。その場合、罫線ありの紙も可(100均で買える)
  • 白い封筒に封入し、表に「退職願」と記載。しっかりのり付け

内容や渡し方に不適切な部分があると、受理されないこともあります。

詰めを怠らないようにしましょう。

 

退職面談とその攻略法

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退職願を提出したら、間違いなく退職面談があります。

看護部長と話す事になるでしょう。

看護部長は必ず引き留めてきますので、毅然と立ち向かいましょう。

 

「もう次の職場が決まっています」をベースに「今の病院ではできない、次の職場でしたい事」を中心に応戦します。

悩んでいるそぶりを見せると引き止めにあってしまいます。

毅然とした態度で「次の病院でやりたい看護」を述べましょう。

 

参考までに、私がやらかした退職交渉のしくじりをお伝えします。

 

山下智巳
山下智巳

お局のパワハラで病みました…

異動しよっか

 

山下智巳
山下智巳

業務過多でムリです。

 

緩い病棟に異動しよっか

 

山下智巳
山下智巳

激務で精神的にも参ってしまって…

休職しよっか

……

 

山下智巳
山下智巳

「お前ラスボスかよぉぉぉ!!!」ってくらいしぶとい看護部長との退職交渉が続きました(笑)

 

ここを超えれば退職が決まるので、実際看護部長はラスボスです。

看護部長はこちらのいかなる攻撃にもびくともしません。むしろカウンターしてきます。

看護部長はいくつもの退職交渉を行ってきた、「引き留めのプロ」なのです。

 

大事な事なのでもう一度言います。

「もう次の職場が決まっています」をベースに「今の病院ではできない、次の職場でしたい事」を中心に伝えます。

※追記:「やりたい事が見つかったので」とし、次にやりたい事の内容すら教えないのもアリ。

「やりたい事」の内容が引き留めの材料になるケースがあるので、それを予防する目的ですね。

 

人間関係や業務量を退職理由にすると、向こうの思うツボです。

必ず↑を主旨に対応してください。何を言われてもこの1点張りで大丈夫です。

※異動や休職で様子を見たい、と言う方はその選択も良いと思います。

 

まとめ

手を広げる人

以上、1年目看護師がスムーズに退職するための5ステップでした。

まとめます。

看護師がスムーズに退職するための5ステップ
  1. 異動や休職は完全ナシかどうか考える
  2. 就業規則で退職可能時期を確認する
  3. 転職活動をし次の職場を決める
  4. 退職願を師長に提出する
  5. 退職面談

 

看護部長との面談は「次の職場が決まっている事」「この病院ではできないけど次の職場では出来る事」を軸に応戦します。

 

看護師1年目で辞めるのは勇気がいりますが、決して今の病院がベストとは限りません。

第2新卒を欲しがる病院はたくさんあります。

 

山下智巳
山下智巳

あなたは奴隷として何かに仕えるために生きているのではありません。

自信をもって、あなたにとって心地よい職場を探してください。

あなたのスムーズな退職と幸福な未来を祈ります。

以上、山下智巳でした。

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ABOUT ME
山下智巳
看護師歴12年、転職歴10回の転職猛者。大手医療脱毛クリニックに30代未経験で入社。当ブログ読者から美容ナース転職成功者誕生。

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