夜勤なしで年収500万越え！このクリニック良いなぁ！
そのクリニックの選び方だと、入職後すぐ嫌になってしまうかも。
募集要項、正しく読み込めていますか？
この記事を書いている私は、看護師歴12年・転職歴10回の山下智巳です。
私は多くの転職の中で、募集要項の読み込み方のコツをつかみました。
この記事では、後悔しない美容クリニック選びの方法として、正しい募集要項の見方を解説しています。
見てほしいのはこの項目。
- 年収
- 年間休日
- 勤務時間
- 休憩時間
- 社会保険
月収35万！高い！と安心するのはまだ早い。
思わぬ罠が待っているかも…笑
罠にハマりたくない方は記事をご覧ください。
正しい募集要項の見方①年収
正しい募集要項の見方として、まずは年収をチェックしましょう。
なぜなら、月収の額のみで安心するのは危険だからです。
月収35万円と書かれたら、多くの看護師さんにとって
夜勤なしで月収35万！今の職場より給料良い！
と思いがちですよね。
でも、月収だけで安心してはいけません。
もし、交通費が出なかったら？
ボーナスやインセンティブが無い(安い)クリニックだったら？
それなりかもしれませんが、今より下がる方もいると思います。
ボーナスがあるから大丈夫でしょ!?
と思うかもしれません。
しかし、美容クリニックのボーナスは病院ほど高くありません。
ボーナス夏冬それぞれ数万円程度の美容クリニックも珍しくありません。
そのため、「月収高い！ラッキー」と思うのは危険。
美容クリニックは、必ず年収ベースでお給料を見ましょう。
もし募集要項に年収でのお給料の記載が無かったら要注意。
「入職後に年収が下がって驚いた」なんてことの無いように、
- 面接の際に聞く
- 応募の際に問い合わせる
- エージェントを利用して聞き出す
といった対策を取りましょう。
自分で聞くのは無理…
と言う方は私にご相談下さい。
ちなみに、美容ナースになりたい最大の理由が「夜勤なしで高給与だから」の場合。
あなたは美容ナースになって後悔するかもしれません。
後悔する前にぜひ【2022年】美容看護師に向いているか診断【クリニックで働きたい】をやってみましょう。
正しい募集要項の見方②年間休日
年間休日数も、正しい募集要項の見方に必要です。
「週休2日」の記載で安心していませんか？
週休2日の場合、年間休日に換算すると
となります。
この年間休日96日という日数は、相当少ないです。
なぜなら、カレンダー通り(土日祝日)＋夏季冬季休暇を含めると、年間休日は大体125日になるからです。
みんなが125日休んでるのに、自分は96日しか休めないの…!?
というわけで、「週休2日」の記載に安心せず、必ず年間休日数までチェックしましょう。
もし募集要項に年間休日の記載が無ければ、夏休みと冬休み、その他特別休暇があるかチェックしましょう。
それらを加えても110日に達しなさそうな求人は、年収が高くても休みが少ない可能性があります。
ある程度お給料が良くても、
こんだけ休みなく働いてんだからもっとお給料欲しいわ。
なんて思ってしまうかも。
もし募集要項に年間休日の記載が無い場合、クリックに問い合わせる必要があります。
自分で聞くのが怖い…どうやって聞いたらいいかも分からない。
という方は、私にご相談下さい。
正しい募集要項の見方③勤務時間
勤務時間も確認しましょう。
美容クリニックは一般の病院と違うタイムスケジュールの事が多いので、注意が必要です。
たとえば、クリニックの定時が10～20時だとします。
休憩が1時間だとすると、1日9時間は働くことになります。
一般的な定時は8時～17時など8時間程度の労働なので、それより少し長く働くことになります。
さらに残業があったり、始業前の前残業があったりすると、さらに労働時間は長くなります。
お給料は良いけど、労働時間も長いな…！？
となると、入職後の満足度に影響するかもしれません。
加えて、通勤時間も含めると、結構な拘束時間になる可能性があります。
「1日の動労時間がお給料に見合っているか？」よく考えましょう。
正しい募集要項の見方④休憩時間
休憩時間も必ずチェックします。
個人クリニックの場合などで、休憩時間が2時間ある場合があります。
昼休みが2時間。うれしいですか？それとも、
休み1時間でいいから、その分早く帰りたいわ。
と思いますか？
そう。休憩時間もある種の「拘束時間」なのです。
休憩時間が長すぎないか、それに自分が耐えられるか。よく考えましょう。
正しい募集要項の見方⑤社保完備
「社保完備」かどうかは、募集要項で必ず確認しましょう。
「社保完備」とは、以下の4つの社会保険に加入させてくれる、という意味です。
- 健康保険
- 厚生年金保険
- 労災保険
- 雇用保険
最近はほとんどありませんが、以前は社保完備じゃない求人もありました。
それでどうなるかと言うと、自分で国民年金や国民健康保険に入らなければならないのです。
法の整備により最近はそういう法人はほとんどなくなりましたが、以前は小さい会社や個人クリニックもそういう所があったようです。
美容ナースに転職する際の社会保険に関しては、看護師退職してガチで困った税金の事。退職前にこれだけは知っておいて！も便利です。
まとめ：数字に惑わされない様にしよう
以上、美容ナースの募集要項の正しい見方でした。
お給料などの数字に惑わされると、入職してから後悔してしまうかもしれません。
まとめます。
- お給料は年収で確認(月収額で安心しない)
- お休みは年間休日で確認(週休2日で安心しない)
- 勤務時間も確認(通勤時間も含め、拘束時間に耐えられるか)
- 休憩時間も確認(長すぎないか)
- 社保完備か(社会保険、厚生年金、雇用保険、労災保険)
お給料やお休みの数字だけでクリニック選びをすると後悔します。
ですが、行きたいクリニックの数字や条件が整っているか、確認する視点も大事です。
もし行きたいクリニックの募集要項で、年収や年間休日が不明の場合、採用担当者に問い合わせた方が良いでしょう。
もし、
- 自分で問い合わせるのが怖い
- どう問い合わせたら良いか分からない
という方は、私に一度ご相談下さい。
後悔しないクリニック選びを！
以上、山下智巳でした。
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- 30代で美容ナース転職は難しい？
- 臨床経験が少ないけど美容ナースになれるかな…
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