- CEの仕事内容
- CEの福利厚生
- CEに必要なスキル
- CEが向いている人
ちなみにざっくり言ってしまうと、こんな感じです。
(クリニカルエデュケーター)とは
- 医療従事者に薬などの使い方を教育する仕事
- 看護師資格・PCスキルが必要
- 年収は高めの傾向
- 土日祝休み、休みも多い
- 臨床経験が必要(4~5年)
CEはいわゆる「企業看護師」です。
病棟はもう疲れた…この経験を活かして違う仕事をしたい。
という看護師さんにはおススメかも。
詳しくは記事をご覧ください。
CEの仕事内容

CEの仕事内容をご紹介します。
簡単に言うと、臨床で働く医師や看護師へ、自社の薬やサービスの正しい使い方を教育するお仕事です。
特に新薬などは使い方に注意点があるため、患者さんが正しく使ったり副作用とうまく付き合えるよう、まずは医師と看護師の教育を行うのです。
CEは製薬会社などに就職し、この活動を行います。
患者さんのQOL維持に貢献できるお仕事ですね。
臨床を離れても、医療従事者としてのやりがいを感じられそうです。
ちなみにCEとはClinical Educator(クリニカルエデュケーター)の略です。
企業によって呼び方が異なり、ナースエデュケーター、クリニカルエデュケーター、企業ナースなどとも呼ばれます。
CEの福利厚生

CEの福利厚生です。
お給料
CEのお給料は一般的に良い傾向があります。
具体的には、年収500~600万円台。
企業によっては700万円も可能なところも。
年収700万円と言うと、総合病院の看護部長レベルです。
CEとしてキャリアアップすると、看護部長レベルの年収を目指せるという事ですね。
年間休日

CEは一般企業の社員なので、土日祝休みのことが多いです。
すると、年間休日は120日前後になります(会社にもよる)。
病院だと、年間休日108日などの所もありますよね。
それと比べたら、CEのお休みはかなり多いと言えます。
もちろん夜勤もない上に年間休日120日、土日休み、年収500~600万円台。
これはかなり良い条件だと言えます…!
労働環境

基本的には、スーツを着て病院に赴くことが多いようです。
また自分の担当エリアが広く割り当てられると、隣県まで出張に行く事もあります。
ただ最近はコロナ禍のため、対面での活動は控えられているようです。
そのため、テレワークでの活動も多い様子。
看護師としてテレワークで年収600万円なんて…。
看護師資格を活かした、新しい働き方ですね。
CEの福利厚生はかなり魅力的ですが、実は募集自体は少ないです。
そんなCEの募集を現在(2022年6月末)、MCナースネットで見つけました。
求人サイトであるMC─ナースネットに登録すると、無料でCEのお仕事説明会にも参加できます。
CEの募集はレアですので、気になる方は早めに登録しましょう!


MCナースネットの登録の流れは【時給2500円も】美容ナース転職のつなぎに派遣看護師が便利! で解説しているので知りたい方はご覧ください。
CEに必要なスキル

こんなに素晴らしいCEですが、求められるスキルがいくつかあります。
ビジネスマナー
CEは看護師でありながら、一般企業の社員として働きます。
そのため顧客は社外の人物ですから、失礼の無いように一般的なビジネスマナーは求められます。
具体的には、下記のとおりです。
- 敬語
- 電話応対
- 名刺交換
- 上座・下座の理解
- ビジネスメールのやり取り 等々…
看護師として臨床で働くだけは培われない知識も、多く求められます。
ただ、ビジネスマナー本を1冊買う、適宜ググるなどすれば対応できる範囲です。
PCスキル

CEは教育が主な活動なので、Power pointなどプレゼンテーションソフトを使える必要があります。
他にも、社内での報告などにWordやExcelも使える必要があるようです。
高度に習熟している必要は無さそうですが、
- タイピングが遅い
- Excelで表を作った事が無い
- スライドを作った事が無い
という人には厳しいかもしれません。
臨床経験

CEは、長めの臨床経験が求められるケースが多いです。
医療従事者に教育するため、医療従事者の思考や立場が分からないと、教育はできないですよね。
そのため必要な臨床経験は長めであり、4~5年以上必要な事があります。
※会社やプロジェクトによります。
ほかにも、プリセプター経験や委員会経験も重要視されます。
- 組織的な業務
- 人をまとめる業務
- 教育に関わる業務
他者との関係性を構築・維持出来るコミュニケーション能力が重要視されます。
CEが向いている人

CEに向いている人の特徴をまとめました。
- 臨床経験が4~5年以上ある人
- がん看護の経験がある人
- 専門の領域がある人
- 対人関係の構築が苦手じゃない人
- 新しい事を積極的に学べる人
- PC操作がある程度できる人
- 出張に対応できる人
CEは臨床経験や知識のある看護師が求められます。
特に、がん治療の領域は新薬も多くニーズが高い領域です。
その他にも、循環器、呼吸器、泌尿器など「自分はこれ!」という強みの領域があると、現場で知識や経験を活かせることでしょう。
また病棟とは違うフィールドで働くことになるため、新しい事をたくさん学ぶことになります。
マナーやPCスキル、業務に関することなど、積極的な学びの姿勢は必須でしょう。
CEは出張が付きものなので、出張に対応できる生活環境の方が適性があると言えます。
まとめ

以上、CE(クリニカルエデュケーター)と言うお仕事のご紹介でした。
CEは夜勤なしで年収600万円程度稼げるお仕事ですが、「誰でもなれるお仕事」ではありません。
看護師として確かな実績と人間力、そして学ぶ姿勢が必須です。
病棟看護師として十分スキルを身につけた!
経験を活かして違う分野にチャレンジしたい!
という看護師さんは、挑戦されてはいかがでしょうか?
2022年6月現在、CEの募集をMCナースネットで案内しています。
なんと、7~9月の募集で、複数件の求人があります。
これは超貴重なチャンス!
早くしないと募集が無くなってしまうので、MC─ナースネットに登録しましょう。
以上、山下智巳でした。