
訪問看護が本気で嫌になった事ある?実際の体験談を知りたい!
こんにちは。看護師歴10年、元訪問看護師の山下智巳です。
この記事では訪問看護への転職を検討しているあなたに、訪問看護で本気で嫌だった体験をお伝えしますので、参考にしてください。

これきっかけで、私は辞めたくなりました。というか実際辞めました。
いつの時代も、敵は内部にいるものですね(^ω^)
訪問看護への転職には、本当に転職して大丈夫!?元訪問看護師が訪問看護あるあるをぶっちゃけ。も参考になりますのでどうぞ。
それでは記事をご覧ください。
訪問看護で辞めたくなるほど嫌だった体験ワースト3
訪問看護で辞めたくなるほど嫌だった体験ワースト3をお伝えします。

3位 施設職員からのオンコール
訪問看護にオンコールはつきもので、当番の日は「どうか鳴らないでくれ」と祈って家で過ごします。
そんな祈りをぶち壊すのが、施設職員です。
訪問看護では、ステーションによりますが施設に住む人を訪問することがあります。
ステーションによってはサ高住などを経営しており、そこの居住者を訪問看護の対象にしていることがあります。
すると、施設の職員は利用者を一人一人様子見にラウンドしますから、少しでも異常があればオンコールで相談してきます。

施設の職員は、利用者に何かあってはいけないのですぐに看護師に連絡してきます。
それは職務を全うしているので良いのですが、人によっては「それ少し考えたら分かるでしょ…」「その場合どうするかは申し送りしてるけどな…」というような連絡をしてくる人もいます。

このようなオンコールは夜中起こされ損なので、辛いものがありました。
2位 管理者の機嫌

ステーション管理者の人柄は非常に重要な事項であり、特に管理者の機嫌は看護師たちのモチベーションに直結します。
朝ニコニコして訪問を見送ってくれたと思ったら、訪問から戻るとムスッとしておりステーションが重いムード…


いつも心が休まりませんでした。笑
管理者の人柄や能力は、ステーションの雰囲気や業務に直結します。
管理者の人柄については面接の時点で多少感じ取ることができますから、就職の際の面接は必ず管理者同席でお願いしましょう。
訪問看護ステーションの就職面接での注意点は【後悔しない】訪問看護ステーションの採用面接で確認すべき7つの事で詳しく解説しています。
ご自身の大切にしたいことがこの管理者の下で尊重されるかに注意して、面接に臨むようにしてください。
1位 連携医師の利用者に対する不義理

医師との連携が最も精神的に疲れました。
医者は基本的にあたりが強い人格が多いですが、在宅の分野にもそういう医師はいます。
最も印象深いのが、医師としての説明責任を欠いた医師でした。
その医師は利用者にとって必要な情報を十分に提供しないまま、治療を進めようとしていたのでした。
私たちのステーションの介入で、医師の説明不足、つまりインフォームドコンセントに反した在り方が明るみになったのです。
利用者の方は医師からの説明を「正直よくわからないと感じているけど、先生にはそんな事は言えない」と話していました。

この件について医師に改善を求めましたが、「何言ってんの?」と見下したような態度を取られました。
その在宅医の下で働く看護師も「先生が絶対に正しい」という姿勢を崩さず、連携する私たちのステーションの意見は聞き入れませんでした。
このように、連携する医師の人柄や医師としての在り方は、訪問看護にとっても大きな問題であります。
訪問看護に従事すると、こういうおかしな医者や外部の看護師と一緒に仕事をすることになるかもしれません。
まとめ

以上、訪問看護で辞めたくなるほど嫌だった体験ワースト3でした。
意外と利用者個人のことは挙がらず、労働環境というか周囲の状況が上位に来ました。
もちろん嫌いな利用者や憂鬱な訪問はありましたが、今振り返ると、それらは別にどうってことなかったなぁと思います。
訪問看護をやりたい時、こちらも参考になります。
どっちが正解?訪問看護ステーション民間大手VS病院付属【看護師向け】

訪問看護をやろうとしているあなたの参考になれば幸いです。
以上、山下智巳でした。
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