病棟以外の生き方

【後悔しない】訪問看護ステーションの採用面接で確認すべき7つの事

営業
悩める看護師さん
悩める看護師さん

訪問看護ステーションの採用面接で確認するべきことって何?

どうしたら失敗しないステーション選びができる?

この記事を読めば、「訪問看護ステーションに入職して後悔しないために採用面接で聞くべきこと」が分かります。

山下智巳
山下智巳

この記事を書いているのは看護師歴10年、元訪問看護師の山下智巳です。

あなたがもし訪問看護が初めての場合、ステーション選びでどんな点に気をつけたら良いか分からないですよね。

訪問看護面接で確認すべき7つの事
  • ステーション管理者の経歴と人柄
  • カバーするエリア
  • 対応する患者と疾患
  • 移動方法(マイカーは必要か)
  • 自社ケアマネの有無
  • 営業の有無
  • 雇用条件

 

詳しくは記事の中で解説します。

訪問看護ステーションの面接で確認すべき7つのこと

訪問看護ステーションの面接であなたが確認すべき7つの事をまとめました。

訪問看護ステーション管理者の経歴と人柄

訪問看護ステーションの管理者は、入職後のあなたの運命を決める存在と言っても過言ではありません。

管理者

ステーションの管理者とは病棟で言えば師長ポジションの人、つまり看護師のトップのことです。

その人の元で長年働くことになるので、面接では管理者の特に人柄に注意して話してみましょう(自分を受け入れてくれそうか?話を聞く態度は?など)

面接時にすでに厳しい表情の管理者は、内部の人間にはさらに厳しくなる=パワハラ系上司である可能性がありますので、雰囲気や表情に要注意です。

パワハラ

また、可能であれば管理者の看護師としての経歴や看護観を聞くと良でしょう。

なぜなら訪問時に判断に迷った場合、管理者に電話で相談する場面がありますし、あなたがやりたい看護ができるかどうか判断材料になるからです。

というわけで、面接に管理者がいない面接は大変危険なので、面接のセッティングの際に管理者とお会いしたい旨を伝えましょう。

入職後に後悔したくない方は転職前に知っておきたい!訪問看護あるある【きれいごと無し】もご覧ください。

カバーするエリア

訪問看護ステーションは、ステーションごとにカバーするエリアも異なります。

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1つのステーションでバカみたいに広い範囲をカバーしていることもあるので、注意が必要です。

広い範囲をカバーするステーションは、訪問より移動時間の方が長いとか、非効率的な業務を強いられます。

さらに、移動距離が大きいと交通事故に遭う危険性も高くなります。

こういったヤバイステーションに関してはこちらの記事をどうぞ。

雷
【就職してはいけない】本当にあったヤバイ訪問看護ステーション体験談 山下智巳 看護師歴10年で元訪問看護師の私が、かつて実際にあったヤバイ訪問看護ステーションでの体験談を紹介しま...

なので、どのエリアをカバーしているか必ず聞きましょう。

対応する患者層と疾患、必要な技術

訪問看護の対象は主に高齢者ですが、小児や精神疾患も対象にしているステーションがあります。

小児

ステーションによっては小児の比重が大きく、介護保険より医療保険の方が多いステーションもあります。

その場合患者はより医療依存度が高く、看護師も高いレベルを要求されます。

また、精神科訪問が必須のステーションもあり、入職後に特別な勉強や講習を受ける必要性があります。

あなたのやりたい看護の方向性と一致しているか、面接時に確認しましょう。

また、扱う疾患によって必要な看護技術も異なります。

特に人工呼吸器の患者を受け入れるかどうかもステーションごとにルールがありますので、あなたがもし人工呼吸器に苦手意識のある場合は確認しましょう。

やった事のない技術がないか、それをカバーできるか、面接でよく相談しましょう。

  • 扱う疾患の種類
  • 患者層
  • 必要な看護技術
  • 人口呼吸器の有無
  • 知識・経験が無くても大丈夫か

 

マイカーは必要か

訪問看護は地域によって自転車移動だったり車必須だったりします。

車

田舎の訪問看護ステーションは車移動が基本です。

また、夜間オンコール時の迅速な出動にそなえマイカー必須のところもありますので、マイカーが必要か確認しましょう。

自社ケアマネの有無

訪問看護の利用者はケアマネから紹介してもらいますので、自社ケアマネの有無は非常に重要な要素です。

ケアマネ

自分の法人内にケアマネさんがいる場合、新規の利用者の獲得はラクですし、利用者の報告も世間話感覚でできるのでラクです。

逆に完全に外部のケアマネのみの場合、新規の獲得は営業、報告もいちいちかしこまった電話をするなど、連携がなかなか大変ですので自社ケアマネがいた方がラクです。

営業の有無

自社ケアマネがいない場合、看護師も営業をする必要があります。

営業

営業とは、地域のケアマネさんを訪問して「患者さんを紹介してください」「訪問看護はこんなに良いサービスなので使ってください」と周知することです。

看護師さんの多くが営業というものを経験したことがないと思いますし、営業はけっこう冷遇されがちなので、営業ははっきり言って負担です。

営業を看護師にさせるか否かもステーションによって違うので、その点も面接時に確認しましょう。

あなた自身も、営業が自分にとって負担にならないか、自分自身とよく相談してくださいね。

雇用条件

年収や年休、育休があるかなど、条件面も聞いておきましょう。

まとめ

以上、訪問看護ステーションの面接で確認すべき7つのことでした。

もう一度まとめます。

訪問看護面接で確認すべき7つの事
  • 訪問看護ステーション管理者の経歴と人柄
  • カバーするエリア
  • 対応する患者と疾患、必要な技術
  • マイカーは必要か?
  • 自社ケアマネの有無
  • 営業の有無
  • 雇用条件

後悔しないために、しっかり確認しましょう。

さらに、ステーションの特徴に関しては【看護師向け】訪問看護ステーション選びのポイント【大手が安心?】も役に立つのでご覧ください。

訪問看護に行こうか迷っているあなたのお役に立てば幸いです。

以上、山下智巳でした。

看護師のお仕事でこんなことが気になる、こういう内容の記事を書いてほしいなどのご意見があれば、ツイッターまたはお問い合わせフォームからご連絡ください。

ABOUT ME
山下智巳
看護師歴12年、転職歴10回の転職猛者。大手医療脱毛クリニックに30代未経験で入社。当ブログ読者から美容ナース転職成功者誕生。

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