- ヒゲを早くなくしたいからなるべく早く照射を受けたい
- クリニックで次は2か月後といわれたけどもっと早くいきたい
せっかくレーザーでヒゲ脱毛をしているのだから、効率良く最大限の効果を発揮したいですよね。
私は脱毛クリニックで看護師として3年以上、ヒゲ脱毛の施術をしています。
そんな私が思うに、ヒゲ脱毛のベストの照射間隔は6〜8週間です。なぜなら、6〜8週間でヒゲが生えそろうからです。
- じゃあ僕はどれくらい空けたら良いんだろう?
- 6〜8週間でヒゲが生えそろわなかったらどうしたら良いの?
ヒゲが薄く6〜8週間で生えそろわない人は12週間くらい空けてみましょう。
この記事では「最高の効果を出すためのヒゲ脱毛の照射間隔」について徹底的に解説しています。
- ヒゲ脱毛のベストな照射間隔は6〜8週間
- ヒゲの密度がピークまで達したら照射しどき
- 生えそろわない状態での照射はあまり意味がない
- 生えそろわなければ12週間くらい空ける
- 早くヒゲをなくしたいなら保湿・清潔・日焼け対策
ヒゲ脱毛のベストな照射間隔は6〜8週間

ヒゲ脱毛の効果が最も高い照射間隔は、前回の照射から6〜8週間後です。ただし期間にとらわれず、まんべんなく生えそろってからが良いでしょう。
なぜヒゲが生えそろってからが良いかというと、レーザーは毛に当たることで熱に変わり、その熱が毛の細胞を破壊するからです。
毛がたくさん生えていた方がより多く熱が生まれるので、脱毛の効果も高いです。そのため、ヒゲが生えそろっている状態がベストといえます。
ヒゲは毛穴が多く、生えそろいにそこまで時間がかかりません。生えそろいまでに必要な期間は、一般的に6〜8週間です。
ただ、毛が細かったり本数が少ない方は、生えそろうのが遅い傾向があります。その場合は、12週間くらい空けた方が良いでしょう。
1回でよりたくさんの毛に抜けて欲しい方は【専門家監修】終わらないヒゲ脱毛に終止符を。脱毛効果最大への道をご覧ください。
生えそろいとは「もうそれ以上毛が増えない状態」

生えそろっている状態とは、「いくら放置してもそれ以上毛が増えない状態」を指します。
どういうことなのか、さらに詳しく説明しますね。
レーザー照射を受けてからは、以下のような流れになります。
- 照射後10日〜14日…毛が抜けてくる
- 照射後約1か月後…しばらく毛が生えてこない
- 照射後約1.5か月後…だんだん毛が生えてくる
- 照射後約2か月~…毛の密度がピークになる
だんだん毛が生えてきて、それ以上待ってももう新しい毛が生えてこない状態=密度がピークの状態が「生えそろい」です。
毎日ヒゲの濃さを観察して、だんだん濃くなるようならまだ生えそろっていません。次の照射はもう少し先が良いでしょう。
逆に、毎日みても同じ濃さになったら、レーザーを照射しても大丈夫です。
短い間隔で照射してもあまり意味がない

「早くヒゲをなくしたいから月1くらいで照射したい!」という人もいると思います。
しかし、むやみに回数を重ねたからといって脱毛効果があるわけではありません。ヒゲ脱毛は、しっかり毛が生えるのを待つ必要があります。
なぜかというと、毛には「毛周期」という成長の段階があるからです。
- 成長期…毛がどんどん伸びている時期
- 退行期…毛の成長が止まる・抜ける時期
- 休止期…毛が抜けて毛穴に毛がない時期
脱毛レーザーは、成長期の毛じゃないと脱毛効果は高くありません。そのため、毛が毛穴にない状態でレーザーを当ててもあまり意味がないのです。
「生えそろった状態」では、成長期に入った毛が十分に多い状態になっています。そのため、ヒゲ脱毛で最大の効果を発揮するためには生えそろった状態で照射することが大事になります。
ヒゲの照射間隔が空いても効果は下がらない

ヒゲ脱毛を6~8週間間隔で受けられなかった場合も、脱毛の効果は下がりません。
間隔が空いてしまうことで今までの脱毛効果がなくなったり、次の照射の効果が下がったりすることはないので安心してください。
施術から時間が経つとヒゲが生えてきて、「脱毛の効果がなくなっちゃったのかな…?」と不安になることもあると思います。
これは、まだ永久脱毛できていない毛が成長期になって伸びてきただけです。
むしろたくさん毛が生えている状態は脱毛に適しています。「毛が増えてきたなぁ」と感じたら、ぜひ脱毛にいきましょう。
早くヒゲをなくしたい人がするべきこと

「待たなきゃいけないのはわかっているけど、なるべく早くヒゲをなくしたい!」と思いますよね。
そんな方には、日常のケアでヒゲ脱毛の効果を大きくすることがおすすめです。
日常のケアで大事なことは、以下の3つです。
- 保湿
- 清潔
- 日焼け対策
この3つに気をつけることで1回あたりの脱毛効果が上がり、より早くヒゲをなくすことができます。
保湿

保湿は日常的に行いましょう。なぜなら、肌が乾燥していると脱毛の効果が下がるからです。
乾燥していると脱毛効果が下がってしまう理由は、以下のとおりです。
乾燥しているとレーザーによるダメージでヤケドしやすい
↓
ヤケドしないように看護師は照射のパワーを下げる
↓
脱毛効果が下がる
また、乾燥していると痛みを感じやすくなります。痛みが強すぎる場合も、苦痛の緩和のため看護師は照射パワーを下げます。
乾燥予防のためには日々の保湿が大事です。保湿は朝晩の洗顔後に行い、化粧水と乳液をつけましょう。
化粧水だけつける人もいるかと思いますが、それでは不十分です。なぜなら化粧水の成分のほとんどが水であり、保湿成分は多くないからです。
乳液までつけることで、たくさんの保湿成分をしっかり肌にとどめることができます。
- 化粧水と乳液は面倒
- 乳液はベタつくからイヤ
という人は、化粧水・乳液・美容液が1本になったオールインワンゲルの使用をおすすめします。
また、照射の前日や照射の日にだけ保湿をするのはあまり意味がありません。なぜなら肌の水分量が上がるには何日もかかるからです。
日々の保湿ケアを行うことで、強いレーザーに耐えられるしっとり肌を作ることができます。
清潔

肌の清潔も心がけましょう。清潔を保つことはニキビ予防のために重要です。
ニキビがある所は、レーザー照射を避けられてしまうのでヒゲは抜けません。ニキビがあった所だけ、1回分抜け残ってしまうのです。
また、頬全体やあご全体がニキビ肌だった場合、頬や顎全体の照射をお休みすることもあります。そうすると、照射タイミングが遅くなってしまい毛が抜けるのが遅くなってしまいます。
ニキビ予防のために、以下のことを心がけましょう。
- 朝晩の洗顔をする
- 洗顔はもっちりした泡で優しく行う
- 洗顔はぬるま湯で行う
- 洗顔後の保湿を行う
- 油っこい食事や糖質のとりすぎは避ける
ニキビ菌は、肌の皮脂が多くなった時に活発になりニキビの原因になります。上記の5つを行うことで、皮脂を少なくしニキビの予防になります。
日焼け対策

日焼け対策もヒゲが良く抜けるために欠かせません。なぜなら、日焼けや地黒など色の濃い皮膚は脱毛の効果が下がるからです。
脱毛レーザーは毛や皮膚の黒さ(=メラニン色素)に反応して脱毛効果を発揮しますが、肌が黒いとそちらにレーザーがとられてしまい、ヒゲにいく分が減ってしまうのです。
1回の照射でより多くのヒゲが抜けるために、日焼け対策は重要です。
顔の日焼け予防のために以下の対策があります。
- 日焼け止めを塗る
- UVマスクをつける
- 男性用の日傘をさす
- 外出時は帽子をかぶる
日焼け止めは必須アイテムですが、男性は汗をかきやすいため、日焼け止めを塗っても汗で流れてしまいがちです。そのため、日焼け止め以外の対策も併用すると効果が高いでしょう。
マスクをつけるのが嫌じゃなければ、UV機能がついたマスクも効果的です。接触冷感機能で夏も快適なものや、通気性が良くスポーツ時にも使いやすいものなど種類も豊富です。
また、男性用の日傘も以前より使う人が増えてきました。使うことで直射日光を避けられるため、夏の暑さを緩和できるメリットもあります。
様々な日焼け対策を駆使して、肌が黒くならないようにしましょう!
ベストな照射間隔で最大の脱毛効果を出そう

- ベストな照射間隔は6〜8週間
- 脱毛後ヒゲの密度がピークまで達したら照射しどき
- 生えそろわない状態での照射はあまり意味がない
- 生えそろわなければ12週間くらい空ける
- 早くヒゲをなくしたいなら保湿・清潔・日焼け対策
ヒゲ脱毛のベストなレーザー照射間隔についてお伝えしました。
生えそろった状態で照射を受けることで、1回あたりの効果を最大にできます。生えそろいには個人差がありますが、6~8週間空ければ十分なことが多いです。
レーザーによって毛が細く・薄くなっている人の場合、生えそろいにはもっと時間がかかることがあります。毛が薄い人は12週間くらい空けましょう。
早く脱毛したいからといって早めに照射を受けても、レーザーが反応しないためあまり抜けません。
ヒゲがたくさん生えた状態の方がしっかり効果が出るので、毛の生えそろいを待ちましょう。
また、1回あたりの脱毛効果を最大にするために①保湿②清潔③日焼け対策は肝心です。日々のケアが脱毛効果を高めますので、毎日のケアにも目を向けましょう。
照射間隔や日々のケアで脱毛の効果が変わります。