ヒゲ脱毛

【完全ガイド】ヒゲ脱毛後の赤みを解消!知っておきたい原因と対処法

いちご
  • ヒゲ脱毛したら肌が赤くなった!これって大丈夫?
  • ヒゲ脱毛後の赤みを早く治すにはどうしたら良いの?

ヒゲ脱毛をした後の赤みって気になりますよね。

この赤みって普通なの?ほうっておいて大丈夫なの?など、不安になることもあると思います。

専門家の私としては、ヒゲ脱毛をするとほぼ間違いなく肌の赤みが出るといえます。

そのため赤みを全く出さないというのは不可能ですが、赤みを早く引かせる方法はあります。

ヒゲ脱毛後の赤みの対処法
  • 肌を冷やす
  • 清潔を保つ
  • 保湿する
  • 薬を使用する
  • クリニックに相談する

この記事では、ヒゲ脱毛後の赤みが出る原因をお伝えし、その対処法について解説します。

施術後の悩みにさよならして、安心してヒゲ脱毛を受けましょう!

ヒゲ脱毛後に赤みが出た時の対処法

いちご
ヒゲ脱毛を受けた後の赤み、気になりますよね。そんな時は、以下の5つの対処法を上から順に試してみましょう。

  1. 肌を冷やす
  2. 清潔を保つ
  3. 保湿する
  4. 薬を使用する
  5. クリニックに相談する

肌を冷やす

4つの四角い氷の塊
ヒゲ脱毛後の赤みは、冷やすことが最も大事です

なぜなら、ヒゲ脱毛後は肌が脱毛の熱や刺激に反応している状態だからです。この赤みを冷やすと、3つのメリットがあります。

炎症を鎮める

肌が赤くなるのは、体が脱毛の刺激に対して炎症反応を起こしているからです。冷やすことで、この炎症をより早く鎮められます

血流を整える

肌を冷やすと、血流が一時的に減少します。その後、冷えた部分に再び血が流れることで、肌の新陳代謝が促進され、赤みが早く引くことが期待できます。

痛みを和らげる

肌を冷やすことで、痛みやヒリヒリ感も和らげられます。冷すことで痛みの原因となる神経を一時的に鈍くし、快適に過ごせるようになります。

このように、ヒゲ脱毛後の赤みを冷やすことで、肌の不快な症状を和らげ、早く元の状態に戻せます。

保湿する

石鹸と化粧水のボトル
ヒゲ脱毛後に赤みが出たら、しっかりと保湿をしましょう。

ヒゲ脱毛後の肌は、レーザーの熱によって水分が奪われ、肌が乾燥しやすくなっています。

肌が乾燥することでバリア機能が低下し、脱毛後の外的刺激からダメージを受けやすくなります。

そのため、保湿をしっかりとおこなうといくつもメリットがあります。

肌のバリア機能をサポート

保湿に使う保湿クリームやローションは、肌の上に薄い膜を作ります。

これにより、外部の刺激から肌を守り、さらなるダメージを防げます

乾燥を防ぐ

肌が乾燥すると、かゆみや赤みが増えることがあります。

かゆくなると自然にかいてしまうなど、不要な刺激を増やしてさらなる赤みを生む原因になってしまいます。

そのため保湿をすることで、肌の水分を保ち、乾燥と不要な刺激を防ぐことができます。

肌の回復を早める

保湿成分は肌の新陳代謝を助け、ダメージを受けた肌の回復を早めます。

そのため、傷ついた肌細胞の修復をうながし、赤みから素早く回復できます。

ヒゲ脱毛後は必ず保湿をしましょう。そうすることで、赤みも早く治せます。

清潔を保つ

石鹸の泡
ヒゲ脱毛後に赤みが出たら、清潔を保つようにしましょう。

ヒゲ脱毛後の肌は、ダメージを受けて敏感になっています。

この敏感な肌は、外部の刺激や汚れに弱くなっているので、赤みやかゆみなどのトラブルが起きやすくなります。

特に、ヒゲ脱毛後は毛嚢炎(もうのうえん)というニキビにそっくりな吹き出物ができやすくなります。

そこで、肌を清潔に保つことが大切です。肌の清潔を保つと、以下のようなメリットがあります。

細菌の繁殖を防ぐ

ヒゲ脱毛後は、肌のバリア機能が低下します。

その状態だと、普段は悪さをしない「常在菌」という菌が、ニキビ菌と同じような働きをすることがあります。

その結果できるのが毛嚢炎です

洗顔するなど清潔を保つことで、細菌の繁殖を防ぎ、毛嚢炎の発生も抑えられます。

肌のトラブルを予防する

肌が清潔な状態を保てると、余分な皮脂や汚れがたまらず、肌のトラブルを予防できます。

さらに詳しくいうと、肌の表面に残った汚れや皮脂は、細菌のエサとなり、その繁殖を助けています

細菌が増えると、肌の炎症や赤み、ニキビなどのトラブルの原因となります。

そのため、肌を清潔に保つことで皮脂や汚れを除去し、細菌の増えすぎによる皮膚トラブルを予防できます。

スキンケア商品が浸透しやすくなる

肌が清潔な状態だと、スキンケア商品の成分が肌の奥深くまで浸透しやすくなります。

これにより、化粧品の効果を最大限に引き出せます

ヒゲ脱毛後の保湿の必要性についてはさきほどお伝えしたとおりです。

ヒゲ脱毛後に肌の清潔を保つことは、保湿の効果を高めるためにも重要です。

このように、肌を清潔に保つことで、毛嚢炎による赤みを予防できたり、ヒゲ脱毛後の赤みの回復を早めたりできるメリットがあります。

薬を使用する

ボトルから出る白いクリーム
ヒゲ脱毛で赤くなったら、薬を塗るのが効果的です。

ヒゲ脱毛後に肌が赤くなるのは、脱毛の際に使用されるレーザーの熱が肌にダメージを与えるからです。

このダメージによって、肌は反応して赤みや腫れを起こすことがあります。この反応がいわゆる「炎症」です。

ここで役に立つのがお薬です。

脱毛クリニックで渡されるステロイド薬は、肌の炎症や赤みを抑える効果があります

具体的には、肌の中で炎症を起こしている物質の働きを抑えることで、赤みや腫れを早く治す手助けをしてくれます。

もしもヒゲ脱毛後に、肌が熱を持っていたり、ヒリヒリと痛んだりすれば、クリニックから渡されたステロイド薬を塗りましょう。

毛嚢炎にはステロイド薬は効かないので、ステロイド薬は毛嚢炎の赤みには塗らないようにしてください。

また注意したいことは、光脱毛の脱毛サロンでは医師がいないため薬のお渡しがないことです。

その場合はサロンに相談の上、近くの皮膚科に相談しましょう。

クリニックに相談する

あまりにも赤みが長引く場合は、脱毛で通っているクリニックに相談しましょう。

強いヤケドの場合や毛嚢炎ができている場合、ほとんどのクリニックが対応してくれます。

脱毛サロンの場合は、医師がいないため診察や治療はおこなっていないはずです。

脱毛後の赤みが長引く場合は、サロンに相談の上、近くの皮膚科を受診してください。

皮膚科を紹介されたり、場合によっては治療費をサロンが負担してくれたりする可能性もあります。必ずサロンに相談してから受診しましょう。

余談ですが、やはり万が一の時に備えて脱毛クリニックで脱毛を受けることを私はおすすめします

脱毛サロンとクリニックでの値段はそれほど変わらない場合もあるので、赤みや毛嚢炎にも対応してくれる脱毛クリニックの方が安心して脱毛できると思います。

このように、ヒゲ脱毛後に赤みが出た場合の対処法はいくつもあります。あなたがもしヒゲ脱毛後の赤みで悩んでいるなら、ぜひ試してみてください。

ヒゲ脱毛後の赤みの原因

赤い右手首に機械を押し当てる画像
ヒゲ脱毛を受けると、なぜ赤くなってしまうのでしょうか。その原因は主に3つあります。

炎症・やけど

ヒゲ脱毛後の赤みの原因の多くは炎症とやけどです。

ヒゲ脱毛をする時、特にレーザー脱毛の場合、レーザーが毛の根元に当たります。

この時に熱が生じて毛の細胞にダメージを与えて永久脱毛するのですが、この熱が肌にダメージを与えます

それが原因で肌が赤くなったり、熱いと感じることがあります。夏の日差しで日焼けをしてしまった時のような感覚です。

この赤みや熱感は、肌が傷ついたと反応しているサインです。大抵の場合、この赤みや熱感は数時間から数日で自然に治まります。

毛嚢炎

毛嚢炎は、毛の生えている部分が赤く腫れてしまう状態を指します。

毛嚢炎の見た目はニキビとそっくりです。赤く盛り上がるものや、膿(うみ)を持って中央が白いものがあります。

ヒゲ脱毛をした後、時々毛嚢炎が起こることがあります

これは、熱によるバリア機能の低下により肌表面の細菌が増えたり活発になったりすることが原因です。

保湿し肌を優しく扱い、清潔に保つことで、毛嚢炎のリスクを減らすことができます。

体質

人によっては、ヒゲ脱毛後の赤みや炎症が強く出ることがあります。

これは、その人の肌が敏感だったり、アレルギー体質だったりすることが関係しています。

例えばあなたが次のような体質の場合は、ヒゲ脱毛後の赤みが出やすいかもしれません

  • 体をかくとかなり赤くなる
  • 寒冷刺激で赤くなりやすい
  • 化粧品や洗剤などに肌がすぐに反応してしまう
  • かばんを肩にかけるとその部分が強く赤くなる

脱毛をする前に自分の肌の特性を知っておくと、後でトラブルを避ける手助けになります。

赤みを早くおさえたい場合は、まずは先ほどご紹介した赤みの対処法を実践しましょう。

もし心配なら、お世話になっているクリニックに相談するのも良いでしょう。

ヒゲ脱毛後の赤みを抑える予防策

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ヒゲ脱毛を受けた後の赤みはどうしても出てしまいますが、赤みが軽度で抑えられる方法があります。

日焼け対策をする

ヒゲ脱毛後の赤みを予防するためには、日常的な日焼け対策をしましょう。

日焼けした肌は、ヒゲ脱毛の際に赤みや痛みが出やすくなります。なぜなら、日焼けで肌がすでに少しダメージを受けているからです。

日焼けによるダメージの上にレーザーのダメージを重ねることで、強い炎症が生じ赤みが出てしまいます。

そのため、脱毛期間中はしっかりと日焼け止めを塗り、帽子や日傘を使って太陽の光から肌を守ることが大切です。

日焼け対策は、脱毛効果を大きくするためにも重要です。

詳しくは【専門家監修】終わらないヒゲ脱毛に終止符を。脱毛効果最大への道をご覧ください。

特に脱毛の数日前からは、直射日光を避けるようにしましょう。海や屋外でのスポーツは、ヒゲ脱毛の前は控えるようにしてください。

これで、脱毛後の赤みをある程度予防できます。

やさしいヒゲ剃り

普段からやさしくヒゲを剃ることもヒゲ脱毛後の赤みを抑えるために重要です。

なぜなら、ヒゲ剃りも肌に小さなダメージを与えてしまうからです。強く剃ったり、何度も同じ場所を剃り直したりすると、肌が荒れてしまいます。

肌が荒れていると、脱毛の際に痛みや赤みが出やすくなります。

そのため、ヒゲを剃る時は新しいカミソリを使い、一度の動きでしっかりと剃るように心がけましょう。

適切なパワー管理

あなたのヒゲの状態にあった適切なパワーで照射してもらうことで、ヒゲ脱毛後の赤みを予防できます。

その理由は、適切なパワーで照射を受けることで、必要最小限のダメージで脱毛を受けられるからです。

逆にレーザーのパワーが強すぎると、肌にダメージを与えやすくなります。その結果、赤みや痛みが強くなってしまうのです。

脱毛をする際に、もし痛みを強く感じたら、すぐに施術者に伝えてパワーを調整してもらいましょう。

特に、レーザー照射直後のひりつきがある場合は要注意です。ヤケドになるほど強いパワーの可能性があります。

「ヒゲ脱毛は痛みものだから…」と受け入れず、適切なパワーであるか施術者に相談してみましょう。

ヒゲ脱毛後の赤みから素早く回復しよう

こちらを見る若い男性
赤みを抑える方法
  • 冷やす
  • 保湿する
  • 清潔を保つ
  • 薬を塗る
  • クリニックに相談する
  • 日焼けを予防する
  • やさしくヒゲを剃る
  • 適切なパワーで照射してもらう

ヒゲ脱毛後の赤みは、多くの人が経験するものです。一時的な反応なので心配はありませんが、赤みを最小限に抑えるための対策があります。

上記の対策を取ることで、ヒゲ脱毛後の赤みや痛みを効果的に抑えることができます。

正しいケアと知識で、快適な脱毛生活を送りましょう。

ABOUT ME
山下智巳
看護師歴13年目看護師。大手医療脱毛クリニックに入社。ヒゲ脱毛に日々いそしむ。より良いヒゲ脱毛の普及のためブログにて情報を発信中。